育種動向を掴めばブルーベリーの目利きになれる

必ず成功するブルーベリー栽培の秘密
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前回は「ブルーベリーの収穫に必要な人数と圃場設計」と題して、経営に役立つ情報とブルーベリーが地域貢献できるアイデアをシェアさせていただきました。

今回は、近年めざましい育種動向と主な品種を一覧にして紹介させていただきます。

過去数十年間はアメリカを中心としてブルーベリーの品種育成ラッシュで、現在でも研究開発は進んでいます。

ノーザン・ハイブッシュ・ブルーベリーの育種状況

ノーザン・ハイブッシュにおいては、収穫時期の拡大や収量の増加、果実品質の向上、耐暑性や耐寒性の向上、収穫の簡易化、剪定の軽減、耐病性の向上などを目標に育種が取り組まれており、世界で最も生産量の多い「ブルークロップ」を凌ぐ勢いのある「ドレーパー」などを筆頭に数多くの新品種が育成されています。

ノーザン・ハイブッシュ・ブルーベリーの主な品種

ブルーベリー育種のアグリハック

このノーザン・ハイブッシュの交雑の後代は、ノーザン・ハイブッシュとの戻し交雑を三世代以上繰り返すことで、寒冷地でも栽培可能な耐寒性を獲得することから、今後もさらに新品種の育成ラッシュが続くでしょう。

サザン・ハイブッシュ・ブルーベリーの育種状況

サザン・ハイブッシュは、交雑親の野生種の特性である耐暑性、耐干性、明るい青色、硬い果実、良い香りなどをノーザン・ハイブッシュに取り入れる目的で改良が行われました。

サザン・ハイブッシュ・ブルーベリーの主な品種

ラビットアイ・ブルーベリーの育種状況

ラビットアイでは、大果、良食味、耐寒性の向上、自家不和性の改善、耐病性の向上、収穫期の集中などを育種目標に、最新品種である「コロンブス」など多数が育成されつつあります。

ラビットアイ・ブルーベリーの主な品種

長くなりましたので今回はここまでとさせていただきます。

次回は、それぞれの種類や品種における傾向と今回は掲載し切れなかった主な品種の一覧表や日本国内の育種の取り組みについて共有させていただきたいと思います。