1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

晴耕雨読(書評)
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 私の経営する農業生産法人の事業から派生して地方で起業する人たちをサポートする「コト起こし未来塾」を開講しています。

その中でエレベータースピーチという1分で自己紹介をするというプログラムがあるのですが本書はまさしく、このエレベータースピーチ・プログラムの裏付けとなる内容でした。

人はあなたの話を80%は聞いていない

チームの力を最大限に生かすには、自分の主張をしっかり伝え、理解してもらい、動いてもらう力が必要です。それは「プレゼン力」=「動いてもらう」力ということに表されます。

相手はだれか?どんなことに興味があるのか?

相手の立場・興味・プレゼンに求めること・専門的なことへの理解度・何に対してネガティブな反応なのか読み取ることが必要

ゴールは何か?-「理解してもらう」はゴールではない

プレゼンのゴールは目的の達成であって聞き手をどういう状態に持っていきたいかを見定め、実行するために何をすればいいか、何を伝えればいいかを逆算で考える。

動かしてなんぼ-「きれいに話す」のは目的ではない

相手が動くために、できることを全てやりきることが寛容。プレゼンに至る前の根回し、席配置、直前の軽い挨拶、アフターフォローも忘れずに!

てっぺんのないピラミッドになっていないか-ロジカルな1分ストーリーを考える

事例やデータを重ねても、何を読み取ればいいか全くわからなければ意味がないので結論・主張から話せっ

考える=導き出す-事実やデータは結論ではない

伝えるべきことの結論は何か。聞き手に受け入れてほしいことは何かをはっきりさせることが重要

結論とは相手に動いてほしい方向を表したもの

根拠は3つ-ピラミッドで「枠組み」を共有する

プレゼンは、「相手の頭の中に、自分が伝えたいことの骨組みや中身を、「移植していく」作業である。

3つの根拠を上げると、論理的でない可能性があるから、要注意

主張:自分の会社が好き

根拠 : 働きやすい、人材が素敵、業績がいい

果たして、”業績がいい”は、その人へのメリットなのな?業績がいいからなんなのか。それを伝えなければいけない。

「基本的に」は不要。いらない言葉をいかに削るか

「基本的に、先に述べたように、~の観点で、~念頭に」は会話では必要ない、また、カタカナよりひらがなの日本語の方がわかりやすい。

頑張ったことは話すな。話が伝わらなくなる

プロセスを話さない、気を遣わない、自分の意見とは違うことを言わない、お笑いは必要ない

通じないときは、前提を揃えておく

前提を聞き手と共有し、主張を明確に。主張の根拠を複数用意する。

中学生が理解できるレベルの言葉しか使わない

専門用語以外、カンタンな中学生レベルの言葉を使う。中学生でも理解できるプレゼンにすることで皆理解できるプレゼンになる。

正しいことを言うだけでは、人は動かない

ロジカルに考えられた正しいことを聞いて理解するだけでは、人は動かない

人はイメージを想像することで、感情が揺さぶられる

ロジカルに考えられたストーリーにすることで自分に当てはめ、考えてもらうことで、感情を揺さぶれる。

イメージを描いてもらうために行う2つのこと
  1. ビジュアルを見せる
  2. ビジュアルで説明できないものは、「例えば~」と言って、具体的な事例を示す
ピラミッドは、3段で作ろう
  1. 結論
  2. 根拠
  3. 例えば~
「想像してみてください・・・」

聞き手に、イメージの中に入り込んできてもらうために相手の記憶の「要素」から勝手にそのことを想像してくれる。

人前で話す時の4つのポイント
  1. 視線 : しっかりと聞き手を見る
  2. 手振り : さりげなく動きをつける
  3. 声 : 「相手と対話するように」声を届ける
  4. 間合い : 話の区切りで、普段より3秒ほど長く、間をとってみる
相手は何を質問しているのか、見つける
  1. yes/no で答えればいいのか
  2. アイデアを聞かれているのか
  3. 懸念点を答えればいいのか
会議では「ポジション」をとるのが大事

意見は常に「白」か「黒」を決断すること。

会議では「結論を出す」ことが肝要で「白かもしれないし、黒かもしれない」では結論が出ない。

結論を出せば、根拠を考えられる。反論してもらえれば、議論ができる。

上司に意見をぶつけていいか?

前向きな何かを作り出す部分では、上の職階の人は部下たちの意見を求めている。だから、部下もしっかり自分のスタンスを明確にするべき。

「配慮はしても、遠慮はするな」

意見を言うと否定する上司には?

自分の意見を全否定させないために「ツッコミどころ」を用意しておく。

自分から手を上げなくても、発言できる方法

聞いているとき、しっかり反応しておくと会議室全体が自分に注目されるようになり、意見を求められ自分の意見を発信しやすくなる。

声を大きくするだけで7割方解決する

自分から一番遠い人に「声」というボールを届けるような意識で話す。本書では触れていないが目を合わせつつ行うのも効果的だろう。

言葉にイメージを持てば、トーンは自然に変わる

トーンが同じだと眠くなる、1つひとつの表現、言葉に意味合いを込める

実際に観客に近寄ると、「私たち」という意識を作れる

プレゼンではなく、「対話」を意識して1対1で提案・相談するようにすると「結論を一緒につくれる」機会になる。

しっかり対話できる場を持ち、一緒に結論を作っていくことを目指す。

上司と自分の「ピラミッド」をすり合わせる

まず、自分のピラミッドを作ることが必須で、そのピラミッドの内容を話した上でどう「対話するか」。

相手の「思い」を引き出し、ピラミッドのすり合わせてひとつのピラミッドになる。

ピラミッドを取れば、話の主導権は握れる

話をする上で、相手の立場とは関係なく主導権は自分にあった方がやりやすい。

目上の人に対しても「私たちは」を使う

共同を意識する。

意見が合わないときは、意見の相違点を探る。

相違点は、立ち位置が違うために生まれる場合もあるので主張そのものが全く異なる場合もある。

  1. 課題を異なるサイズ感で捉えている
  2. ゴールまでの時間感覚が異なる
  3. ゴールに向かう道のりが違う
  4. 上司と自分の立場の違いがある

そんな場合は「共有できる、同じ方向」というポイントまで遡理、そこで相違点の解消法を導く。

上司の話も引き出せ

うまく対話するコツは、自分の意見という「主観」をもちつつ、状況を俯瞰的に見る「客観」を忘れないこと。

なにを優先させるのか

相手のニーズにどう応えるかが重要。自分の働きかけた結果として、相手の課題が解決されれば、営業が仕事をしたことになる

信頼を得るために

相手のニーズに応えまくる!

以上、1分で読むのは難しい内容でしたねっ。すいません! しかし、本書の内容を抑えておくと色々なビジネスシーンで役立つと思います。