自分を好きになる方法

晴耕雨読(書評)
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時に人は辛い出来事にぶち当たったりすると、自分を責めて自分が嫌いになったりします。

そんな自分を少しでも好きになれるんだったらと思って手に取った本書。

ささやかな願いと孤独を抱えて生きるリンデという女性の一生が3歳、16歳、28歳、34歳、47歳、63歳と、各々の1日を切り取る事で描き出されています。

幼少期や思春期は自分の時間に重ねながら拝読しました。

私はスポーツなど活発にしていたので表面上では違うのですが読書なども非常に好きだったので本質的な部分でとても共感しました。

28歳のリンデは結婚について悩みます。

私も複雑な28歳を駆け抜けたので状況は違えど28歳は何かを決定するような年齢なのかなと思います。

鬱による過眠症で引きこもり状態のリンデ。

それでも誰かと繋がりたい、でも伝わらない、それを伝えることができない、本書を読み進めているうちに掘り起こされたくない自分の一部分と向き合う事でもあり、自然とそういった自分と向き合うことができました。

生きることを諦めない、この物語の中にいる人々のエネルギーを感じ取っていただければ読了とともに穏やかな気持ちになれると思います。