第5話 IPM(総合的防除技術)とナスのアグリハック

10倍儲かるナスの栽培アグリハック
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前回は「第4話 ナスのアグリハックで作業がより楽で快適に」にて【アグリハック】の考え方を共有させていただきました。

今回はIPM(総合的防除技術)について、どのような技術なのかを概要のみご紹介させていただきます。

IPM(総合的防除技術)って何?

この【アグリハック】では殺虫剤を使用しませんので夏秋ナスの露地栽培をしている畑では、ミナミキイロアザミウマが増えてしまうと畑の周囲のシロツメクサなどの雑草から土着天敵のヒメハナカメムシ類の成虫がナス畑に飛んでくるようになります。

その辺りについては本書でも紹介していますがミナミキイロアザミウマとダニ類の対策にて詳しく共有させていただいてますのでお楽しみに!

ヒメハナカメムシ類はミナミキイロアザミウマを食べて、害虫の発生を少なくするできます。

しかしながら、この天敵だけではナスの被害は十分に防げないと思います。

【アグリハック】は無農薬栽培が目的ではないですが、生態系を人間の都合でコントロールすることにも抵抗を感じます。

観察してみますとミナミキイロアザミウマが増えた後に、ヒメハナカメムシ類がアザミウマを駆逐しつつ増え始めます。

観察を進めると徐々にミナミキイロアザミウマが減ってきます。

あまり悠長に観察だけをしているうちにナスに大きな被害が発生してしまいます。

したがって、ミナミキイロアザミウマ以外の病害虫の防除も必要となってきます。

そこで、IPM(総合的防除技術)では、土着天敵の働きを基軸として、土着天敵だけでは被害の発生がおさえられない場合に土着天敵への影響が少ない選択的薬剤で補完的に防除します。


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