第10話 ナスの早期収穫するための栽培方法

10倍儲かるナスの栽培アグリハック
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前回は「第9話 ナスの育苗はトンネル利用でアグリハック」と題して、育苗の現場を実際の例を紹介させていただきました。

今回は夏秋ナスを少しでも早く出荷につなげるための【アグリハック】を共有させていただきます。

ナス栽培の適地

ナスの原産地は赤道に近いインド西部なので、暑さには比較的に強い(夏のビニールハウスでは管理を間違うと死ぬ笑)ですが寒さには極端に弱いです。

最低気温を12℃程度を下回ると難しいでしょう。

わたしがナスを栽培していた地域は丹波地方にありました。

栽培する夏秋ナスを定植する時期は4月下旬から5月上旬なので、外気温はまだまだ低いです。

また丹波特有の気候で昼夜の寒暖差が大きく、気温変動の影響を受けて生育が停滞しやすくなります。

しかし、この寒さ対策をしてやることで早期に「樹をつくる」ことに繋がり、結果として多収になる大きなポイントになりますので方法をご紹介したいと思います。

トンネルの利用

トンネルを利用した栽培のように生育が速くなると、収穫開始が20日ほど前にスライドするので年間収量がそれだけ多くなってきます。

7月は単価も良いのでトンネル栽培をしても手間に見合う利益を十分に出すことができます。ただし、早期の樹づくりには、ナスの生理に合わせたアグリハックが必要です

夏秋ナス栽培では定植の2週間前には畝づくりをして黒マルチをして地温を上げておくことによって、定植後の根の温度環境を改善し活着を早めて初期生育を促しているのです。

土壌というものは生きもの」なので急に地温が上がったりはしないので、天候に留意しつつ、定植する2日前に定植用の穴をあけます。

感覚的もかなり大量の水をあげるわけですが具体的には、1つの穴に対して2Lの水を注入します。ここで少し疑問が生まれたかもしれないので説明します。

なぜ定植の2日前に穴をあけてかん水するのかといいますと大量のかん水によって地温が再び下がるので定植をする直前の作業だとナスの苗の根が冷やされてしまうからです。

こうしてやることでナスの定植時におこる生育停滞が軽減され、初期生育が速まってくるので収穫のスタートが早くなるのです。


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