第9話 ナスの育苗はトンネル利用でアグリハック

10倍儲かるナスの栽培アグリハック
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前回は「第8話 ナスのアグリハックを支える土づくり」と題して、私の畑作りの実際もご紹介させていただきながら、土づくりの重要性について解説させていただきました。

今回はナスの育苗方法について紹介させていただきます。

適地育苗

日本のナス産地のなかで丹波地方は中間的な気象条件となっていまして、南北に日本標準時子午線(東経135度線)が通っています。

気候は瀬戸内海型、内陸型気候に属し、年間の寒暖差、昼夜間の温度差が激しく、四季がはっきりしているのが特徴です。 

トンネルを利用した定植は2週間、初出荷は20日前後早くすることができます。

中間育苗もおススメの方法です。

購入苗を使う場合は9cmポットが多いので蕾が確認できない状態の若苗が届くと思います。

余談にはなりますが農業の世界には「苗八作」という言葉があって苗の出来で8割決まるって話です。

野菜の糖度とか耐病性なんかも、そもそも品種の力によるところが大きいのです。

こんなことを考えると2割部分の技術を追求するなとは言いませんが、農業で稼ぎたいのであれば「追求すべきは消費者のニーズ」です。

そのまま植えるのが省力的ではありますが、5月の最低気温は10℃を下回ることも多いので早期に定植を実施しても生育が停滞したまま気温が上昇するのを待っている状態になってしまいます。

9cmポットの苗だったら15cmポットに鉢上げをしてやりましょう。

この時に苗は慎重に扱う必要があります。

あまり乱暴に扱ってしまうとやはり生育が停滞してしまいます。

ビニールハウスがあれば最高ですがトンネルの中でも構いません。

そこで20日間、育苗してやれば開花前後の状態になります。

そうしている間に外気における最低気温も平均で3℃近く上がるとともに極端な冷え込みのおそれが少なくなります。

この状態になってから定植した方が早く出荷できるようになります。


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