第13話 過剰の欠乏 ナスへの適量施肥を心掛ける

10倍儲かるナスの栽培アグリハック
この記事は約2分で読めます。

前回は「第12話 ナスの成り疲れの防止と収穫の時期別変動を平準化方法」と題して安定出荷をしていくためのヒントを共有させていただきました。

今回は、同じテーマで安定出荷をするために重要な土壌分析について解説します。

土壌分析の必要性

夏秋ナスの栽培では常に土壌中の肥料濃度を一定に保つようにしましょう。

どんな野菜でもいえることですが、肥料成分の偏りや過剰と不足をなくすことが収量や品質アップの第一歩です。

わたしは畑の準備をするときにも必ず土壌分析をします。

そして生育のステージごとに状態を観察しながら施肥しているわけですが、その時も気になれば土壌を検査します。

それは土の中の肥料成分が常に一定濃度に維持しているか確認するためです。

ナスは、一般的にいわれていることが「雌しべの長さで樹勢を判断」するそうです。

そういった観察も大切なことだと思いますが、雌しべの長さを観察していては追肥がどうしても遅れます。

ですから私は独自の樹勢診断で判断しています。

それに毎日、誘引や収穫でナスの畑を出入りしているのですから、自分自身が感じる違和感なんかも大切にするといいと思います。

栄養成長に傾いた樹だったりしますと肥料成分の過剰吸収によって、葉が大きくなりますし、茎が太くて黒っぽくなります。

花は大型で濃紫色になるなどと見分けがつくようになります。

樹勢が強いことは良いことだと思われがちですが、こうなってしまうとなかなかスタイルの良い実は収穫できなくなります。

受精が正常にできなくなって、ホルモン処理をしても肥大しなくなります。

低温期に樹の成長が遅く、吸収する肥料成分と成長量のバランスが崩れるとこういう状態になりやすいです。

こうなってしまわないように、基肥は適正量を守りましょう。


農業で10倍儲けるシリーズ「ナスのアグリハック」を電子書籍化しました。電子書籍用の加筆はしていないので、このブログをお読みいただくか、Amazon プライムにご加入されてましたら無料でダウンロードできます。オフラインでも読めますのでオススメです。