第26話 アグリハックの具体例 ナスの防風対策

10倍儲かるナスの栽培アグリハック
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前回は「第25話 露地ナス栽培規模の制約要因」と題して一人当たりの適正規模から割り出すことで大まかな収益額を想定してみました。

今回は「第24話 ナスと農家に優しい畑のゾーンディフェンス」に話を戻して、防風ネットやソルゴーの配置やその他の施設の配置の考え方についてさらに深掘りさせていただきたいと思います。

防風ネット

畑の外周に防風ネットを設置することで、防風対策を強化できます。

防風ネットの高さは4mが最適ですが「第24話 ナスと農家に優しい畑のゾーンディフェンス」でも挙げたように2mの高さ防風ネットを2段とご提案させていただきましたが、そもそも20aくらいの畑なら2mでも十分な効果が望めます。

留意しておかなければならないのが防風ネットは獣害ネットとは違って網目が細かいので思っている以上に風の影響を受けます。

したがって、支柱をイボ竹程度の設置では維持することはできないので、建築用資材の足場材などを使って固定します。

単管パイプなら1.5m間隔、足場材利用なら3m間隔で防風ネットを支えましょう。

私の畑では防風ネットの1m程度の内周にソルゴーを栽培して防風と病害虫対策に利用しています。 

このアグリハックをおこなうことで防風ネットの内周に栽培したソルゴーに繁殖する天敵生物のおかげでナスの薬剤防除が激減します。

以前は、1年に何度も薬剤散布しても害虫被害を受けていたのですが、害虫の生理を利用して交尾の阻害する黄色灯と組み合わせることで無農薬栽培でもほとんど被害のない果実を収穫できるようになりました。

このアグリハックの利用には電気が必要なので太陽光パネルを利用するのがいいでしょう。


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