第27話 アグリハックの具体例 給水と排水対策

10倍儲かるナスの栽培アグリハック
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前回は「第26話 アグリハックの具体例 ナスの防風対策」について具体的な資材選定について解説しました。

今回は、ナスは水田跡地で栽培されることが多いと思いますが、その場合の慣行農法では、畝間灌水によってナスに給水されているのではないでしょうか。

しかし、この方法では、簡単に大量の給水が可能ですが万が一、土壌病気があった場合に畑全体に被害が広がりますし虫の発生源になります。

なにより、通路がぬかるむことで作業性が悪くなるという欠点があります。

しかし、「第14話 ナスは連作障害なんて問題じゃない」でお伝えさせていただいたように、水たまりではなく流水であれば全然違う結果になります。

とはいえ、紹介したような圃場条件にするのは簡単なことではありませんので次ページに太陽光パネルと灌水チューブを使った【アグリハック】をご紹介させていただきたいと思います。

手動でやる場合は、ローリータンクと灌水チューブだけでも実現できますので是非トライしてみてください。

給水における【アグリハック】

畝の上に灌水チューブを置いて黒マルチをかぶせるという設計で改善することができます。

そして水田が中心の周辺には電源のない畑が多いと思います。

そこでわたしは太陽光パネルを利用してポンプを動かして、パネルにあたる太陽光線の量によって、灌水量が増減する日射制御型こけら落とし自動灌水装置で給水しています。

これはもともと岡山県で開発されたシステムを元にWifiネットワークを利用してさらに改良を加えました。

このシステムの稼働によって灌水や液肥による追肥は自動になったことにより、大幅に人件費を抑えることができました。

また、適切な灌水のおかげで品質は向上し、単価アップへの寄与も大きかったです。

手動の場合は、圃場面積によっても変わりますが水を流している間は別の作業をしていても良いのでしょうけど、その時間がナスの生理にとってベストなタイミングでは無い可能性が高くなります。

それにより、品質も悪化するのに綺麗して収量も落ちてきますし、樹へのダメージも計り知れません。

あまり投資額も掛かるものではありませんし、人件費を考えると1作分で十分に元が取れますよ♩


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