第37話 ナスが元気な根張りをしていく環境

10倍儲かるナスの栽培アグリハック
この記事は約3分で読めます。

前回は「第36話 ナスの畑を準備しよう」と題して具体的な例を挙げてどのような畑が適地なのかについて共有しました。

今回は土壌の最適化方法について解説させていただきます。

わたしが野菜を作るときのポリシーは野菜作りに重点は置きません。
土づくりが基礎にあると考えています。

その目的は、根が張っていく環境を整えてやることで健全な生長を促してナスの樹が養水分の吸収をスムーズにできるようにしてやります。

ナスの栽培において理想的な土壌とは?

  • 根に対して酸素を十分に供給できること
  • 根に水分が過不足なく供給されていること
  • 微量要素をしっかり含んで地力がある状態であること

以上3つのポイントがしっかりしていれば土壌中の微生物が多様かつ豊富な環境になります。

有機物がたっぷりの土づくり

露地ナスの畑における理想的な土とは、空気を多く含み、膨軟で、生物相が多様性があって豊かで、腐植を多く含んでおり、腐熟した有機物であるということ。

そして有用菌が多くて有害菌が住みにくい状態が理想です。

物理的に改善するポイントは、土壌中の空気の割合を増やして根を健全には持つことと、雨などが降っても排水が速やかにをおこなわれる2点です。

有機物は土壌中の微生物によって分解されます。

微生物の中には有機物を分解する過程で多糖類を生成して土壌の細かい粒子を結びつけて一般的に団粒構造とよばれる働きをするのです。

酸度矯正

露地で栽培するナスか好む土壌の酸性度はph6.8~7.3で中性がよいとされています。

中性がよい理由は、酸性ではマグネシウムが、アルカリ性では鉄、マンガン、カルシウムやホウ素などの元素が不溶化して、ナスの根が吸収しにくくなるからです。

phは栽培中も変化します。

肥料中のアンモニアが土壌微生物の影響で硝酸に変化すれば下がってきます。

逆に硝酸が植物に吸収されることで上がります。

降雨で石灰が流亡すると下がりますので常に変動します。

標値はあくまで目安としてくださいね!


農業で10倍儲けるシリーズ「ナスのアグリハック」を電子書籍化しました。電子書籍用の加筆はしていないので、このブログをお読みいただくか、Amazon プライムにご加入されてましたら無料でダウンロードできます。オフラインでも読めますのでオススメです。