第45話 ナスの定植直後からトンネルを利用するメリット

10倍儲かるナスの栽培アグリハック
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前回は「第44話 ナスのアグリハック 定植適期の判断」と題して、ナスの苗を定植するタイミングについてどのような判断をするのか具体的な事例を挙げてご紹介させていただきました。

今回は、定植についてもう少し深く掘り下げて、トンネル利用なんかもご紹介させていただきたいと思います。

ちなみに私たちの産地では肥料袋を筒状に切って、竹で支柱を作るという金のかからない方法をやってましてこれがなかなかの優れもの笑

とはいえ、そこそこ手間もかかりますし、トンネルを利用することで収穫時期を早くすることが可能になりますので、その利用方法について共有します。

収穫できる期間が長くなれば結果として総収量も多くなるのです。

ナスは毎年毎年新しく作ってますが本来は多年草なので条件がナスにとって最適であればいつでも収穫できるのです。

最初に断わっておくと夜間最低気温はトンネル外と差がないものです。

太陽光線があればトンネル内の気温が上昇して適温の時間が長くなり、地温も上がるため生育が促進されるというメカニズムです。

私の畑は丹波盆地にあって、そのあたりがコントロールできる範疇となります。

しかしトンネルをしてやることで出荷開始は二週間程度早くなりますし、その時期にはナスのハウス栽培の出荷が終わって露地栽培のナスの出荷が少ない時期にあたるため、供給が需要に追いついていないので、単価もボーナスゾーンであるためにトンネルに投資する価値は十分にあるといえます。

トンネル開閉方法

日中の直射日光は思っている以上に高温になります。

そこでトンネルを開閉してやらないといけないのですが開くときは、被覆資材の裾を持ち上げて、トンネルの骨との摩擦で固定して、開いた状態を保つようにします。

閉めるときは、裾を下に引っ張ればよいだけなので作業効率もいいです。

支柱などにも固定できるようにして強風対策もやったほうがいいでしょう。

しかし、これはほとんど毎日管理してやらないといけないし腰も痛いです。

そこでこのアグリハックでは被覆資材にはビニールではなく不織布を使っています。

前述の通り、トンネルを覆う資材をビニールにすると、内部の気温の上がり過ぎを防ぐために晴天日には開閉が必要になります。

被覆資材を不織布にすることで、内部気温の上昇はビニールほどは期待できないのですが、十分な生育促進効果が得られるとともに、風も適当に通るので極端な高温になりませんし、なにより開閉が必要でなくなるので管理が格段に楽になります。


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