第49話 ナスの支柱立てから整枝まで

10倍儲かるナスの栽培アグリハック
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前回は「第48話 ナスの定植直後の管理と作業」と題して、その他の仕立て方についてもご紹介させていただきました。

今回は、整枝作業について解説させていただきます。

この作業は畝たてをしてマルチをすればすぐにはじめても構いません。

トンネル栽培期間も支柱がある方が強風の時などトンネルが飛ばされてしまうのを防いでくれます。

露地のナス栽培は整枝法によって支柱の足元の間隔や支柱の開き具合が変わってきます。

ナスの栽培でもっとも一般的なV字仕立てでは、支柱の足元はわずかに交差させるかほとんど離さず、地面から70度くらいの角度をつけて立てます。

ナスの産地などでみられますU字仕立てはでは、支柱の元を55~60cm離して、70度くらいの角度で立てます。

支柱に取り付けるワイヤーは、下のワイヤーの高さで株の開き方が決まります。

また誘引テープは株の高さで決めればいいです。

平面3本仕立てでは株と平行に支柱を立てています。

角度は地面から直角になるようにします。

誘因はブドウの誘因などで使うテープナーが便利です。

結ぶ技術などは必要ないので誘因をする人間によるスピードの差はさほど変わりません。

整枝と手入れ

整枝はナス栽培の中で最も重要な作業です。

この整枝によって年間の収穫量を大きく左右するのでしっかり腑に落としていただければと思います。

整枝の目的は大きく2つあります。

  • 光を最大限有効に利用すること
  • 根から吸い上げた養水分を必要な部分に集中して分配させること

これは光合成産物が最大限有効に利用されるように無駄な茎葉を取り除き樹形を整えることにあります。

ここでは、この整枝は樹全体をとらえて、その姿を表現する場合を整枝とし、主枝上の脈芽の管理を表現する場合を手入れと定義します。

枝数を少なくすると、早く発生する強い枝を利用することができるので初期収量が期待できます。

枝数を多くすると、おとなしめの樹になって樹勢を抑制しやすくなります。

第四主枝はかなり弱くなるので、最初の誘引を遅らせて上に伸ばす期間を長めにし、寝かすのを遅らせることで、枝を強くつくり四本の主枝のバランスをとるなどの対策をとります。

これは平面4本仕立てでも同じように考えるようにしましょう。


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