第54話 ナスの側枝の手入れ、腋芽かき

10倍儲かるナスの栽培アグリハック
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前回は「ナスの主枝を誘引」と題して、ナスを誘因する方法をご紹介させていただきました。

わたしはビジネスとして野菜の栽培に取り組んでいます。そうした中で特にナスの栽培で面白いと思うのがビジネスの基本的な部分を抑えているか否かで収量に大きく結果を与えるというところです。

今回はビジネス的側面も絡めながら側枝の手入れから脇芽を書いていく方法などをご紹介したいと思います。

四本の主枝が決まったらそれ以外の枝の先端は切除します。

これは早めに決めた方がよく、迷っているうちにあっという間に成長して自重によって株に負担をかけるので決断にはスピードが大切です。

これをやっておかないと余計な枝が増えてくるので養分がそこに取られてしまい、成長も遅れますし、採光が悪くなる上に葉がたくさん茂っているせいでナスの実に傷をつけてしまって商品価値を落とす結果となります。

全体の収量を落とさないためには「リーン思考」日本語的にぴったりくるのが「もったいない」といいますが一つも無駄にしないことが大切です。

秀品以外は作物ではないと言い切る農家もいますがわたしは動かなくても植物は命そのものでわたしたちの命を支えてくれています。

自然に左右される部分での割り切りは必要だと考えていますが、設計上はすべての野菜を収穫しきるつもりで栽培しないと作物に失礼になるんじゃないかという風に思いながら育てています。

話が少しそれましたが枝を切除する位置は最も先の花のすぐ上の葉の上にしましょう。

花のすぐ下の腋芽もとって一番下の腋芽だけを残しておくようにします。

初期にこの作業を怠ることで栽培期間中ずっと過繁茂に悩まされることになります。

過繁茂は前述のように収量や取引単価を著しく落とす原因になりますので注意が必要です。

また、第三、第四主枝が伸長している頃には、さらに下の6~8葉の葉脈からも芽が吹いているので初期収量を上げるためには、この枝を一本だけ残して3果を目安に収穫するのがおススメです。

誘引作業がやりにくくなったり、作業位置が低くなるので収穫作業などがしにくく効率を落とすいといったような短所はあるものの、胴張りの良い果実が収穫できるので苦労に見合った報酬といえます。


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