第61話 露地のナス栽培によくある障害

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前回は「第60話 ナスの潅水3つの方法」と題して、ナスの栽培には大量のお水をあげる必要があるのですが、その具体的な量やタイミングについて述べる前に潅水の方法についてどのような方法があるのか解説しました。

ナスの露地栽培中は真夏を経験するので様々な障害の危険性に見舞われます。特に異常気象の続く昨今では、その対策について考えておく必要があるので今回は日焼け果などの対策について解説させていただきます。

栽培中期に関係することなく、全期で果皮が焼けてただれたようになる≪日焼け果≫と呼ばれる果実が発生することがあります。

これはヤニ果皮に異常が生じて褐色に変化します。

また、ピッティングと呼ばれる、点々と褐色の日焼け症状が発生することもあります。

いずれも被害に対して特効薬といえる対策はありません。

おまじない程度の効果しかありませんが、被害を少しでも軽減するために、曇雨天から晴天に天候が急激に変化する時など、あえて少量のかん水をしている篤農家もいるそうです。

わたしの場合は取り付けるセンサーに組み込んでも良かったのですがシンプルな仕組みを維持することを優先させました。

常に水分の補給をしていたので≪つやなし果≫などはほぼ発生しなかったので収量はあがりました。

生理障害などは一般的に肥料要素の欠乏または≪過剰の欠乏≫と呼んでいる症状によって引き起こされますが、その原因は単純にその要素のみが欠乏していたり過剰だったりする以外にも、ほかの肥料の大小が影響している場合もあります。

土壌のpHやそのほかの土壌条件が影響する場合から温度や水分などが影響することもあります。

こういった気象条件なども要因に挙げられるので簡単に特定することが難しいのです。

したがいまして比較的に有効な対策は土壌分析をしっかりやった上で畑の土壌要件を把握して対策を行うことが望ましいといえます。

また症状が生理障害によく似ている病虫害もあって生理障害との区別がつきにくい場合もあるので注意しましょう。


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