第67話 露地ナス栽培で発生する虫害の特徴と対策

10倍儲かるナスの栽培アグリハック
この記事は約3分で読めます。

前回までは病害の対策をご紹介してきましたが気を付けなければならないのはそれだけではありません。

害虫の発生なども収量に影響を与えますし、品質を落とせば単価にも影響を与えます。

そこでます今回は主な害虫と防ぎ方の基本から紹介させていただこうと思います。

夏秋の露地ナス栽培で発生する害虫のうち、ミナミキイロアザミウマ、アブラムシ類、ハモグリバエ類、ハスモンヨトウ、オオタバコガ、ハダニ類は薬剤抵抗性を発達させています。

これらの抵抗性害虫を防除するには、まず、第一に同一系統の薬剤の連用を避けること。

そして異なる系統の薬剤をローテーション散布するなど、薬剤の選択には十分な注意が必要です。

また、ミナミキイロアザミウマ、アブラムシ類、ハモグリバエ類、ハダニ類では、土着天敵が働きやすい圃場環境のデザイン、すなわち防除目的の害虫だけ殺し天敵に悪影響が小さい選択的薬剤の散布や、土着天敵が増えるインセクタリープランツ(天敵温存植物)の栽培により、天敵を保護することが有効な対策になります。

また、最初は分かりにくいと思いますが害虫とよく似た姿の天敵や、害虫でない虫もいます。

したがって害虫の場合も、病原菌が見えなくでも病害の種類を症状から見分けるように、各害虫特有の被害症状から見分ける方がわかりやすいといえます。

農薬に対するポリシー

品質が安定している農作物を生産するためには、病害虫を早期に発見し、適期に効率的な防除をすることが重要です。

そして使用者側からの視点も踏まえて農薬は四つの安全(使用者、作物、環境、消費者)確保が必要です。

農薬のラベルの「記載部分」には、適用病害虫雑草の範囲、使用方法、効果・薬害などの注意事項、安全使用上の注意事項などが書かれており、農薬を使用する前によく読んで理解して適正に農薬を使用することが必須です。

農薬の使用に当たっては、安全・適正な施用が確保されるよう、農薬ラベルの表示内容やメーカーのウエブサイトなどから定期的に最新の登録状況を確認したうえで施用しましょう。


農業で10倍儲けるシリーズ「ナスのアグリハック」を電子書籍化しました。電子書籍用の加筆はしていないので、このブログをお読みいただくか、Amazon プライムにご加入されてましたら無料でダウンロードできます。オフラインでも読めますのでオススメです。