本号の特集は農作物の輸出について。
少子高齢化により、日本の農業・食産業マーケットはすでに縮小の道を歩んでいる。
農業算出額はピーク時と比べ3兆5000億円減の8兆2000億円、食品産業の国内生産額は同8兆円減の85兆円まで下落した。
本格的な人口減少が始まれば、マーケットの縮小はさらに加速するだろう。
他方、国内農場・工場の生産規模、生産性は、絶えず増大し、小さくなる一方の日本人の「胃袋」を奪い合う競争が激化していく。
新たな胃袋を開拓することが、農業・食産業にとって大きく残された成長発展の道である。
世界の農産物輸出マーケットは100兆円超で、シェアの0.2%日本の「伸びしろ」は果てしなく大きい!