リーダーに必要なことはすべて「オーケストラ」で学んだ

年収1000万の農家になるまでに僕が読んだ100冊の本
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本書の著者はプロの指揮者として活動しながら大手企業などで管理職向け研修の講師も務めているという方。

わたくしどもの農業生産法人も農業体験を通じて管理者講習やチームビルディングのお手伝いをさせていただいておりますが異業種から学べることって結構おススメです。

立場ががらりと変われば俯瞰の目で自分のビジネスの本質を考えられるようになります。

本書の著者も指揮者という立場から求められるノウハウはチームを率いるリーダーがビジネスの現場でも同じように有効であると主張しています。

それでは、リーダーに求められるノウハウとは何なのでしょう?

メンバーが主役

 普段イメージしている指揮者はコンサートのステージ上で、観客に背中を向けているものです。

そして観客に対して正面を向いているのが演奏するのがオーケストラではないでしょうか。

コンサートの主役はオーケストラのメンバーだという証明なのだそうです。

優れたリーダーは、優れた能力を持つメンバーと顧客との間のつなぎ役になる責務を負うものと定義されています。

リーダーはあくまで裏方として、チームの発展に寄与することがミッション。

優れたリーダーというのは常にメンバーが主役だと考えているということですね。

公正・公平

 チーム力を活性化させるためにメンバーのスキルをフル活用するためにはメンバーを公正に見て公平に対応することが必要だということです。

メンバーにとってモチベーションの源泉は「自分はリーダーから、ちゃんと見てもらえている」という安心感です。

それがタスク達成のために心のよりどころとなるのだそうです。

メンバーの個性を見極める

 オーケストラもそうなんだ!って思った部分ですが理想のチームには縁の下の力持ち・下支え役・女房役・ムードメーカーなど、得意分野の異なる多種多様なメンバーが必要だそうです。

優れたリーダーは、メンバーの個性やスキルを迅速に見極めて適材適所で活躍できるようにハンドリングして、チーム全体のクオリティアップに結びつけられるということです。

確かに適材適所って大切です。

ビジョナリーカンパニーにもありましたが誰をバスに乗せるのか、どこに座ってもらうのか、それらを決めてから目的を決めるというものです。

アイデア・想像力が豊富

同じ曲を同じオーケストラで演奏しても、指揮者が違えば聞こえ方が変わるのだそうです。

僕にはわからないけど(笑)

それぞれの指揮者のイマジネーションや思いが違うからこそオーケストラのメンバーは、楽譜どおりのノーアイデアな指揮者に対しては抵抗を示すものなんだそうです。

これは一般企業やプロジェクトチームでもまったく同じでリーダーに確固たるビジョンが必要なのは当然ですよね。

簡単にブレず、自分の判断をマネジメントできる

指揮者は練習の際にビジョンを示しますが、そのビジョンを実現するための指示に対してメンバーから突っ込まれたときに簡単に朝令暮改してしまって指示がブレるようでは信用されないもの。

リーダーから確固たるビジョンから出て、その決断にチームのメンバーは納得してついていくのです。

自分の判断をマネジメントすべく、リーダーはセルフコントロールを強化することが必要なんだそうです。

よく聞いとけよ俺(笑)

負の感情を容易にコントロールする

個人的な負の感情をコントロールできることも、よきリーダーの条件です。

ちょっと意外だったのが特に「怒り」の感情を抑えることはが重要なんだそうで音楽家とか短気というかなんか触れれば切れるイメージがありました。

リーダーはどんな場合でも怒らずに冷静に間違いを正してチームをよい方向へ導くということだそうです。

その上でネガティブシンキングを排除し、いつでもポジティブにそしてアグレッシブによい方向へ導くことも求められるのです。

孤独を恐れない

指揮者はあらゆる場面で孤独感を味わうものだそうです。
本書で特に優れた推察が孤独は誰にでも起こりうる感覚で、リーダーだけではなく中堅メンバーも新入社員も同じだというところでした。

確かにそうかもしれない!

怖いのは孤独感よりも孤立感であり、これはリーダーとしては最悪の心理状態だそうです。

農業生産法人の経営者として告白してしまうとスタッフとの行き違いで何回かそういう気持ちになったことありますね。

今はそんなことないですけど。

とにかくそんなネガティブなムードは周囲に悪影響を及ぼしかねないので、状況判断を適切に行なって孤立感に陥らないようにセルフコントロールすることが大切です。

想定外を想定

リーダーは、突発的なトラブルシューティングのオペレーションを強いられる機会が多いものです。

指揮者であれば、なにが起こっても演奏を継続しながら立てなおすことがミッションです。

「まさか起こり得ないであろう」ことは必ず起こり得ると準備を怠らないことが大切です。

トラブルシューティングのための「ベストエフォート」を怠るべからず。

本書はオーケストラの豆知識も楽しみつつ指揮者のポジションをリーダーの役割に置き換えて確認しながら読み進めると読みごたえは抜群です!