植物医科学実験マニュアル 植物障害の基礎知識と臨床実践を学ぶ

年収1000万の農家になるまでに僕が読んだ100冊の本
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わたしの経営する農業生産法人では独自のラボで植物の病理研究や土壌分析、成分分析なども行っている。

そんな中でいつも参考にしているのが本書である。

本書はすでに植物病学実験ノートを公開してから15年を経過している。

この間に植物病学に関する実験手法は急速に進歩し、とくに若い研究者によって病原性や抵抗性の解析に生物工学的または遺伝子工学的技術が利用されるようになり、すでに病害疾病の診断や分子育種の分野ではいくつかの成果が得られている。

しかし、このような分野への取り組みにはある種の抵抗感を持つ人が多いと思われる。

本書の実習編では、コッホの原則を中心とした診断・分離・培養・接種のほか、病原性ならびに抵抗性反応の視察と薬剤の検定法を習得し、技術編では、生物学的分析法に加え、植物病理学における生物工学的および遺伝子工学的手法を学ぶよう編集しなおしてある。

内容として、実習編では糸状菌病に偏った嫌いがあるが、既往の良書も多いのでそれらを参考にしたらいいと思うが本書の技術編は括目の余地がある。

とくに実習編では大学・短大・専門学校の学生実験に、また技術編では大学院の院生諸君や各種試験研究機関の研究者の開発研究に役立つのではないだろうか。