週刊 東洋経済 2012年 7/28号 農業で稼ぐ!

年収1000万の農家になるまでに僕が読んだ100冊の本
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農業で稼ぐ!
農業従事者数は20年前の半分。しかも、農業就業人口は65歳以上の高齢者が6割以上を占める。
耕地面積も大幅に減り、農業総産出額は、1985年にピークをつけてから、右肩下がりである。
そこにダメを押すのが、TPP(環太平洋経済連携協定)だとみられている。
高齢化も過剰に心配しなくてよい。
確かに農業従事者は減少の一途。
だが、兼業農家が農地を手放し、より生産性の高い農業生産法人や専業農家がそれを活用すれば、農業総産出額はむしろ増える可能性がある。
いま活発なのは、安心、安全な食品の需要拡大を狙ったアジアでの現地生産だ。
日本で農地の売買や転用が進まないことにしびれを切らし、若手が海外を目指す動きもある。
農業には、まだまだ復活の切り札が残っている。
直接販売などで最終消費市場に打って出ること、もう1つが輸出と海外進出だ。
成長市場として期待される中国の日本食品に対するイメージは、東日本大震災後も依然高い。
安全でおいしい食べ物を作ることができる技術を武器に海外で稼ぐことは十分可能だ。
弱い分野に足並みをそろえる発想のままではどん詰まりだ。競争力のある分野を伸ばし、農業を稼げる産業にしてこそ、若い働き手も入ってくる。