施設と園芸 2012冬156号

年収1000万の農家になるまでに僕が読んだ100冊の本
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わたしの経営する農業生産法人でもビニールハウスの拡充を急ぐとともに加温のできる施設園芸も視野にはいれている。

その経緯で研究を始めることになったがこれまでわが国では、いわゆる「温室」を用いた栽培が「施設園芸」とした普及してきた。

温度管理に注意をおいた施設栽培とされているが、暖房機を利用している施設は半分もないのが実情である。

周年生産や高収量・高品質生産を目指して、施設園芸は世界的に関心が高く、特に、気候が温暖な地域で施設園芸が増加している。

わが国の施設園芸は、エネルギー価格の高騰や競争力の強化など、解決すべき課題はあるが、安全・安心な農産物の提供や食料自給率の維持などに貢献するものとして期待は大きい。

わが国の温室面積は、以前は世界第二位を有していたが、現在は韓国に次いで世界第三位となっている。

温室の構造割合では、全体の96%がプラスチックハウスであり、中でも金属パイプを構造部材に用いるパイプハウス(鉄骨補強パイプハウスと地中押し込み式パイプハウスを含む)が全体の74%を占める。

近年、このような比較的簡易な温室で、構造的強度や環境特性を維持・向上させながら低コスト化もはかるという技術的躍進が進んでいる。

温室の大規模化に対する関心も高い。本稿ではこのような動向を紹介し、将来の方向性を展望する。