施設と園芸 2012夏158号

年収1000万の農家になるまでに僕が読んだ100冊の本
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わたしの経営する農業生産法人でもビニールハウスの拡充を急ぐとともに加温のできる施設園芸も視野にはいれている。

その経緯で研究を始めることになったがこれまでわが国では、いわゆる「温室」を用いた栽培が「施設園芸」とした普及してきた。

温度管理に注意をおいた施設栽培とされているが、暖房機を利用している施設は半分もないのが実情である。

しかし、作物はCo₂と水を原料とし、光エネルギーを利用して葉で光合成をすることで炭水化物(糖)を合成しており、それをもとに生長や発達を遂げ、花を咲かせ、果実を肥大させているので、栽培において最も重要な課題は光合成の促進であり、そのためのCo₂や養水分、光の供給法が、作物栽培の技術としては最も重要になるはずである。

日本の気象条件は、四季の変化だけでなく、一日の中でも晴れたり曇ったりと変化が大きい。

そのような変化の多い環境条件下で栽培するとき、変化をできるだけ少なくして作物にストレスをかけないために、コンピュータは必需品である。施設栽培用のコンピュータを開発することも緊急課題の一つである。

今後、生産性の高い植物工場を普及させるには、データに基づいて科学的、合理的に考え、判断のできる人材の育成が急務である。