麦リビングマルチで無農薬野菜つくり

超多収のためのアグリハック
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作物が生育するギリギリに肥料をおさえて育てるコツさえつかめば、それが同時に野菜の栄養価を高くする技術にもつながり、しっかりとした味のする本当においしい野菜をつくりにつながります。

わたしの経営する農業生産法人は設立から3期目と経験は少ないように思われますが色々な畑で色々な栽培方法を試してきました。


1つの畑で10年というのと10の畑で1年の重みはあまり変わりませんし季節要因は同一なのでより正確なデータで栽培方法を選択できます。

しぼりこんだ肥料で、作物の旬を大切にして微生物の力を借りながら栽培すると虫が寄ってこないんですよね。

完熟だのなんだのいっても成分がある以上は最初の分解者である虫はどうしてもきちゃいますからね。

虫がこなければ病気にもなりにくいので圧倒的に使用する剤は減ります。

生物の多様性を生かすことこそが有機無農薬栽培を可能にするという考えにいたったわけです。

しかし最初にお断りを入れておくとわたしは特に無農薬とかを目指しているわけではないのです。

この業界に入る前に農薬の安全性についてたくさん勉強もしたし、その中で学んだことは剤の中にも色々あって安全性が高いものもある。

そして見逃せないのが必ずしも自然に育てたものが安全であるという証明にはならないということです。

剤の使用量を減らすことで省力化になり、コストダウンにもなるので品質の高い野菜をお求めやすい価格で提供できることが高付加価値になるのでそこを目指しているというだけのことです。

雑草対策にリビングマルチとしてクズ小麦を使うようにしたのです。

ムギはトマトなどの果菜類を定植するタイミングで播種します。

地面に隙間なく播かれたムギは、雑草より生育が早くてほとんど草が生えてこないのでおススメです。

広くたっぷり播いたムギは夏には自然枯死するので問題にはなりません。

むしろ、その根穴が通気、排水、野菜の根の伸長に役立っていると考えています。

わたしの畑でも積極的に取り組む商材の一つにナスがあります。

ナスの畝間にもクズ小麦を播いてリビングマルチにするとナスが生長してくるとムギは自然に倒状して敷きワラになるんです。

クズ小麦はウネのポリマルチのすぐそばまで播いて、雑草をしっかり抑制させるのがポイントです。