生産工数から開発期間を計算

52週アグリMD生産工程管理システム
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前回は「裏付けのコスト見積もり法」と題して、資源カレンダーの作成方法を、簡単に説明栽培プロジェクト進捗管理の理解に役立つ範囲に限定して解説させていただきました。

ここで栽培プロジェクト全体の開発期間の計算を行ってみたいと思います。

計算式は「標準開発期間の計算」とも呼ばれている、工数のプロジェクトに最も適切な開発期間を計算するものを使います。

実現の可能性が高く、もっとも低コストになる可能性を持つ、開発期間の計算です。

この式を使えば、栽培プロジェクトの生産工数が決まり、農産物開発スケジュールの制約を選択すれば、農産物開発期間が決まります。

わたしの経営する農業生産法人では栽培プロジェクト概要を見ると、業務開発に1年4ヵ月をとっており、それが52週農業生産工程管理システムの栽培プロジェクト開発期間になっています。

わたしのやり方は、上式の業務開発の開発期間の計算結果に(152/180)をかけて1年4ヵ月という値を求めます。

長く使用してきた経験から言うと、計算式の結果は自身の経験した栽培プロジェクトやレビュー対象の栽培プロジェクトと比較して、長すぎるようです。

そこで、上記の数値で調整を行っています。

もしかすると、1ヵ月180時間も働いていることで調整が必要になる理由かもしれません。

基盤システムとデータ移行システム

データ移行システムの工数見積もりは、開発方法が特殊なので、しかもデータ移行の際だけ使用する1回限りのシステムです。

つまり使い捨てのシステムと言えます。

そのため、業務開発等の通常の開発とは異なり、開発生産性の高い特殊な開発法を採用します。

52週農業生産工程管理システムのデータ移行システムの見積もりでは、1000ステップ/人月という高い開発生産性を採用しています。

基盤システムとデータ移行システムの開発フェーズの工数比率と期間比率は、業務開発のそれとは異なる数値を採用しています。