アクティビティの作図法

52週アグリMD生産工程管理システム
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次に、マスタースケジュールの線の引き方の詳細ルールを説明します。開発工程を示す線は、PERT図の用語では「アクティビティ」と呼ばれます。

プロジェクトマネジメント用語でも、開発工程を含む作業のすべてを「アクティビティ」と称するが、その使い方と同じです。

PERT図を描く上での基本概念を説明します。

作業が開始できる状態の「○」と作業が終了した状態の「○」があり、その間の作業を「アクティビティ」と呼びます。

「アクティビティ」と行うことで、開始の状態から終了へと状態が変化するという概念を意味しています。

PERT図では、目標の状態を定義してその状態を実現するために「アクティビティ」を行っている、という考えが根底にあります。

目標の状態を定義することが、前提にあるからです。

この開始・終了の状態を示す「○」をイベント、または結合点と呼び、その間を矢印(アロー)で結びます。

「アクティビティ」とは、その長さでアクティビティの所要期間を示します。

アクティビティの名前には開発工程名を付けます。

最近では、矢印を単なる太い横棒にすることが多いようです。

さらに、結合点を示す「○」も省略するのが最近のやり方です。

「○」は、開発フェーズの開始と終了を表すのに限定して使用しています。

この状態変化の概念から来ていますが、2つの結合点を結ぶ際には、アクティビティ2個は定義できません。

これを避けるために、「ダミー作業」という概念があります。

ダミー作業は、アクティビティの前後関係は表すが、所要期間は「0」の作業です。

もう1つの、「タイムラグ」という概念があります。

ある時間を経過しないとアクティビティを開始できないという意味です。

作業AとBが終了して2日を経過しないと、作業CとDが開始できません。

作業Bが終了して、作業Aの開始から15日を経過しないと、作業Cが開始できないことを言っているわけです。

ダミー作業は「アクティビティ」ではありますが、所要期間が「0」で工数も「0」なので、単に時間経過の必要性を示すに過ぎません。