取引仕様書の進捗を分析する

52週アグリMD生産工程管理システム
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この分析には、PV/EV/AC時系列分析を使用します。

図は、取引仕様書のEVMから、PV、EV、ACの数値を抜き出してグラフ化したものです。

この図からも多くのことが分かると思います。

まず、スケジュール・ベースラインを示すPV曲線(太い実線)は、物作りの鉄則です。

「習熟曲線(S字カーブ)」を示しています。

作業の開始直後では、立ち上がりのため計画の開発生産性は望めず、4月1日から4月15日の間は低い開発生産性が予定されていました。

4月22日には、目標の開発生産性を発揮して進む予定となっています。

AC(破線)に関しては予定通りの工数投入を行っています。

4月29日のPV(40.0人日)に向けてACも40.0人日で、これは予定された工数の消化です。

しかし、物作りの実績を示すEV(細い実線)は、そうはなっていっていないのです。

最初の1週間が低い開発生産性なのは予定通りでありますが、4月15日から予定していた高い開発生産性を出してはいないのです。

そしてSVは拡大する傾向にあります。

これを確認するために、図に示すSPI/CPI時系列分析を行います。

物作りの「習熟曲線(S字カーブ)」は、図の①の部分に反映されています。

この間のSPIは予定通りの「1.00」で、CPIは大幅に悪化しますが、これはかまわないのです。

問題は4月15日からのSPIの悪化と、4月22日からのCPIの悪化です。

計画によれば、SPIの悪化は発生しないので、CPIが改善しなければならないのです。

それに反し、SPIが悪化し続けています。

続いて、図に示すSPI/CPI分析を行います。

最初のCPIの大幅な悪化は計画通りですが、それ以降、CPIとSPIの両方が「0.75」に向かって動いています。

これでは、栽培プロジェクトが危機的な状況に陥るはずです。