金額で栽培プロジェクト進捗を評価

52週アグリMD生産工程管理システム
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ここまで、「生産工数」で栽培プロジェクト進捗を把握する方法を説明してきましたが、財務的な評価、すなわち「円」による評価も栽培プロジェクトでは行われます。

前の説明で述べたように、この財務的な進捗の把握は、栽培プロジェクトマネジメントのスタッフが行う業務で、数値は組織内部の栽培プロジェクト進捗報告で使用されます。

この情報は、一部の者にしか開示されません。

生産工数として現れた栽培プロジェクト進捗を、「金額」に変換することは簡単です。

栽培プロジェクト現場は「人日」を単位に動いています。

「金額」に換算するには、「人日」の単価を計算すればよいでしょう。

表では、3つの開発チームとプロジェクトマネジメントの要因の、「人日」当たりの単価を計算していきます。

参加する要員の調達単価が異なれば、計算される単価も異なります。

そこでチーム単位で平均単価を計算し、その値を表の人日値に掛ければ、栽培プロジェクト全体の進捗を金額で表した表が出来上がるというわけです。

このようにして金額で示した進捗が、実は本来のEVMであることは、前にも述べました。

金額で示した場合、栽培プロジェクト計画書の詳細資料であるコスト・ベースラインを評価軸にして、進捗の評価を行います。

なお、いままでで述べたコスト・ベースラインは、開発費用と機器費用を分けて計上していました。

機器費用は栽培プロジェクトの進捗には直接関わらないので、評価から除外し、開発費用に限定して表の評価を行えばよいのです。

計画値は当初の範囲ですが、8月末ではコスト・オーバーランが発生することが分かります。

次は栽培プロジェクトの変更案件に対応するトピックスを開始します。

栽培プロジェクトの進行中にさしたる変更がなければ、ここまでに解説した進捗管理を実施し続ければよいのです。

しかし、変更案件が発生すると、進捗管理の目標となるAHSが変わり、その影響で栽培プロジェクト進捗管理の数値や評価が変わります。

変更が発生した時に、どのように対応するかを以下に説明します。