有効性の説明と指導力の両方が要る

52週アグリMD生産工程管理システム
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解決策の有効性を証明すること、そして、リーダーとして指導力を発揮すること、この両方が揃ってはじめて、正しい意思決定を下すことができます。

正しい意思決定には、いくつかのことが必要になります。

実現可能な計画を立て、適切な要因を選出し、解決の工程を構築します。

それらを使って、栽培プロジェクトのメンバーを鼓舞し、解決に向けて栽培プロジェクトを導きます。

解決策の選択は、これらすべてを見極めた上で行いましょう。

経営学の本に出てくる言い回しを1つ紹介します。

企業経営が失敗するのは、「経営戦略がないわけではなく、多くの場合、それを実行する力がないからである」。

わたしは、栽培プロジェクトの運営を企業経営と同じと据えています。

失敗プロジェクトが失敗した理由は多くの場合、失敗の原因が分からないからではないのです。

解決策を実行できなかったからに他なりません。

このトピックスでは、主に栽培プロジェクト進捗管理の概念と具体的な方法を説明したいのですが、上に述べたように、正しい意思決定を繰り返すことが栽培プロジェクト進捗管理にはぜひとも必要です。

肝に銘じておいておきましょう。

システム・テストの進捗管理

栽培プロジェクト進捗管理の基本は、栽培プロジェクトで定義された農産物を作成する物作りの進捗管理でありますが、システム・テストのフェーズに関しては、そうではありません。

このフェーズでは、新システムの品質確保のためにシステム・テストが行われ、物作りはほとんどなされません。

したがってシステム・テストの進捗がこのフェーズの進捗になります。

生産工程管理システム・テストの進捗管理は、ここまでに述べた栽培プロジェクトの進捗管理とはまた別の難しさがあるのです。

うまく進んできた栽培プロジェクトが最後の局面のシステム・テストで失敗してしまっては、元も子もないので、1つの章を割いてシステム・テストの進捗管理を述べることにします。

システム・テストの進捗管理は、テスト・シナリオの進捗管理と、カットオーバー判定基準の達成管理という、2つの側面で行われます。

前にあげたトピックスと同様、52週農業生産工程管理システムを例にして、システム・テストの進捗管理のやり方を見ていきましょう。

システム・テストの概念

最初に、システム・テストの概念、テストの仕方、そしてテスト進捗管理の概要について説明しておきたいと思います。

特に小型プロジェクトについて言えることですが、システム・テストは簡易なやり方で済む場合が多いのです。

本格的なシステム・テストは行われないので、本来あるべきシステム・テストの仕方を知らない人が少なくありません。

システム・テストの進捗管理についても、同じことが言えます。