テスト・シナリオ作成

52週アグリMD生産工程管理システム
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それでは、システム・テストの詳細な内容を眺めてみましょう。

繰り返しになるが、サイクル・テストでは選択されたテスト基準日を前に進めていく形で、業務機能のすべてを確認します。

具体的には、テスト・シナリオのテストと検証を行います。

表はテスト・シナリオの一部を抜き出したものです。

この表では、「シナリオ名」、「シナリオ番号」、「テスト目的」の項目の右側に、テスト・シナリオを構成する取引や帳票が記載されています。

例えばシナリオ01では、テスト基準日7月1日に売上登録(取引1)をそれぞれ打鍵して検証を行います。

テスト予定日が4発1日、4月3日、4月5日と1日おきになっているは、テストで障害が発生した場合の、修正と再テストに要する時間を確保するためです。

テスト・検証に要する生産工数は、5人日と見積もられています。

この生産工数とテスト予定日を用いて、テスト・スケジュール・ベースラインを作ることができます。

「テスト予定日」の右側に、実績であるテスト実施日とテスト結果を記入する欄が設けてあります。

この一覧表は、予定表であると同時に実績を記入する表にもなっています。

一覧表が出来たら、それを基にテストに必要なデータベースと取引の打鍵明細を準備します。

同時に、テスト・シナリオにおいて期待されるテスト結果も事前に作成しておきます。

取引や帳票の正しい数値や表示内容を、前もって用意しておき、テスト実施時に結果と比較して合否を判定するためです。

テスト基準日は2日で次に進みます。

この間にテスト結果を検証する必要があります。

事前に、期待されるテスト結果を用意しておかないと、テスト結果の検証に時間がかかりすぎ、スケジュールを守ることが困難になります。

このテスト・シナリオ一覧表を時系列に整理して、イメージ図にしたものが図です。

4月1日に行われるテスト基準日「7月1日」のテストでは、2つのテスト・シナリオが開発されます。

テスト基準日「7月3日」でテスト・シナリオ1が終了します。

4月5日からは平行して、4つのテスト・シナリオが動いています。

テスト基準日「7月末」の検証には時間がかかる場合が多いので、対策として、次の「8月1日」のテスト基準日までに4日間の検証期間を確保しています。

システム・テストのスムーズな進捗を実現するには、こうした配慮が計画立案において必要です。