日本甘藷栽培史―甘藷の伝来から伝播、その栽培法の変遷!

年収1000万の農家になるまでに僕が読んだ100冊の本
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わたしの経営する農業生産法人では干し芋の”京はるか”を作るために原料のサツマイモ”べにはるか”の生産をしている。

本年度も60トンの生産を計画している中で私は初めての取り組みとなるためこの本でサツマイモ栽培の歴史から学ぶことにした。

日本に初めて甘藷が伝来したのは、約400年前の慶長2年(1597)に中国から琉球諸島の宮古島へであった。

その後、救荒作物として約100年間に沖縄本島から愛知などへと伝わった。

その後、さらに約170年を経過して日本各地へと伝わった。

このように、どうにか全国各地に普及されるまでには、伝来から約270年の長い期間を要している。

各地域に甘藷を導入した先駆者たちは、現在も神社や記念碑にこの名が長く残されている。

昭和20年の終戦前後の食料不足の時代に、甘藷が大いに多くの人々を飢えから救った。

原料用として安価な外国産のとうもろこしや糖蜜の輸入が始まり、甘藷栽培は急速に哀退、様々な対策が取り組まれたが往年のような甘藷の全盛時代を取り戻すことは到底できない。

現在、地球上には多くのきびしい環境問題をかかえている。

中でも、とくに世界的に水資源不足の問題が大きく発生している。

万が一世界的な食糧危機になった場合のためにも、救荒作物としての甘藷はどうしても捨てることのできない重要な畑作物なのである。

日本に甘藷が伝来して以来すでに約400年を経過し、栄枯盛哀について正確な栽培の記録はなかったが、「日本甘藷栽培史」として明快に書かれた書籍となっている。