天敵利用の基礎知識

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現在、オランダ、イギリスをはじめとする西ヨーロッパ諸国やカナダでは、施設園芸害虫の防除に天敵が広く利用されています。

天敵の利用面積は数千ヘクタールに及び、施設栽培の果菜類、特にトマト、キュウリ、ピーマンでは、薬剤主体の防除に代わって天敵利用を主体とする防除体系が実用化されています。

天敵利用は、1970年前後のナミハダニに対するチリカブリダニとオンシツコナジラミに対するオンシツツヤコバチの実用化に始まり、1980年以後は重要害虫に対する天敵が次々と商品化され、今ではほとんどの重要害虫に対して天敵利用が可能となっています。

我が国でも、これらの欧米における動向が注目され、施設害虫に対する天敵利用の気運が高まっています。

コパート社では、これまで施設園芸害虫に対する天敵の利用の普及をヨーロッパを中心に進めてきましたが、天敵利用の成功には、農家や普及関係の人々に害虫や天敵の生物学に関する知識を提供し、理解してもらうことが極めて重要であることを痛感し、これらの情報を1冊の本としてまとめられた良書となっている。