九条ネギを混植することでキュウリの連作障害を予防できる!

超多収のためのアグリハック
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今回は京都の伝統野菜の九条ネギの根に生息する拮抗細菌が病気を予防することを利用してキュウリとの混植方法をご紹介します。

キュウリは家庭菜園でも作りやすい定番野菜の一つですが、うどんこ病、べと病、つる枯病、褐斑病などの病害に弱く、アブラムシが好んで寄生します。

また、連作するとつる割病が発生して大きな被害を受けることがあります。

そこで今回は、九条ネギを混植することで、連作による病気を防ぐ裏ワザをご紹介します。

まず、畑は定植の4週間以上前に、完熟した堆肥と発酵させた有機質肥料を施用してよく耕しておき、ベッド幅90㎝×高さ15cmで畝を立てます。

自根のキュウリを連作している畑では、長ネギを混植すると、つる割病の予防に効果的です。

長ネギの根には、拮抗細菌(バークホーデリア・グラジオリー)が生息し、これが抗菌物質を産生し、病原菌を抑える働きがあります。

ポットよりやや大きめの植え穴(株間60㎝×2条)をあけます。

次に30cm前後に生育させた長ネギを各植え穴に立てて置き、その上にキュウリの苗を植え付けます。

生育期間が梅雨に当たる春から夏の栽培では、風通しをよくして病害虫の発生しにくい環境を作るため、支柱を用いた栽培がおすすめです。

240cmの支柱を60㎝間隔で合掌式に立てて、伸びたつるを誘引します。

定植直後に低温に遭遇すると、生長点部分がウイルス病に感染したように萎縮する「かんざし状態」となり、生育が停止して、その後はいくら管理しても茎葉が伸長しなくなります。

対策として、本葉4~5枚に生育した苗を、必ず晴天の暖かい午前中に植え付けます。

また、遅霜の恐れがある地域では、株の周囲を厚手のビニール袋などで囲って保温するのがコツです。

さらに、キュウリの浅い根を守るため、地表がやや見える程度に薄くわらを敷いて乾燥を防止します。

厚く敷くと地表面まで水分が保たれ、根が地表面まで伸びて、天候による過乾・過湿の影響を受けやすくなるので注意しましょう。